制作事例

お内仏

施工名

ビハーラ花の里病院お内仏

施主名

ビハーラ花の里病院様

所在地

三次市

施工内容

明るさ、温もり(母親のような)、モダン等のイメージで、希望と命の尊さを感じる荘厳にする

仕様

御本尊/本願寺仏師 江利康慧作・壁面/本金紙袋貼り仕上げ・須弥壇/本漆塗ロイロ仕上げ、極上唐草彫彩色仕上げ・欄間/本漆塗り極彩色仕上げ・吊灯篭/木製本漆塗り・隅切り型仏天蓋/本漆塗り本金メッキ羅網吊


◆施工内容
御内仏のコンセプト:明るさ、温もり(母親のような)、モダン等のイメージで、希望と命の尊さを感じる荘厳にする。病院内の御内仏であるが、その位置付けは、病院名にもあるように、ビハーラ病院として、こころのケアーを実践していく場所である。

◆仕様
御本尊:本願寺仏師 江利康慧作 阿弥陀如来立像

壁面:本金紙袋貼り仕上げ

須弥壇:本漆塗蠟色仕上げ、極上唐草彫彩色仕上げ、本金メッキ金具打ち

平安型前卓:本漆黒塗り、本金メッキ金具打ち
三具足:別注滝色仕上げ

欄間:本漆塗り極彩色仕上げ、本金メッキ金具打ち

吊灯篭:木製本漆塗り、本金メッキ金具打ち

隅切り型仏天蓋:本漆塗り、欄間緑青岩絵具仕上げ、本金メッキ羅網吊

八角型花台:本漆溜色塗り、天場石目乾漆仕上げ

※【ビハーラ運動】
ビハーラは、施設だけを指すのでなく、病む人とその家族を支えるために宗教と医学で「生涯治療、ターミナルケアー」をしていく計画である。今回のビハーラ運動は、病院のシステムとは別に、非常に大切な課題が幾つかある。
それは、浄土真宗においてビハーラ運動は、全国各地に広がっているがまだまだ協議の段階であり、今回が初めての実践活動であり、教団全体が注目し期待をしている。
又、物の豊かな社会から心の豊かな社会への転換期と言われる中で、高齢化や地域過疎化等の問題のなかで、具体的な地域の運動であると同時に、過疎においての産業の活性化につながっている。